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2016年第29回下町七夕まつり都々逸飾り

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朝顔市からかっぱが招く 七夕まつりへ目を見張る 
 久 米 ひろ子

湯上りの 肌に涼しいおくれ毛上げて あなたも見てるか朧月  
  豊   夏 美

七夕さまから楽しい話 聞かせていただく笹飾り        
 鈴 木 節 子

北の空から狂った星が 笹にかかって消えてゆく       
 森 本 晶 子

かっぱ伝説七夕まつり 胡弓の音色にゆれる笹        
 長 嶋 春 義

笹に吊したお願い一つ 青い地球よいつまでも         
 小 野 桂之介

孫は見つけた一番星を 機織り姫よとはしゃいでる        
 村 上   妙

七夕かざりにうれしい言葉 いいことあるよとゆれる宵    
 渡 辺 謙 助

夢で逢いましょ今夜の夢で きれいな夜空のお星様       
 森   健 二

河童も今夜は泳いでみたい 橋から見上げる天の川       
 篠 田 み や

スカイツリーが空から見てる 踊り弾むよ風の盆        
 岩 田 信 夫

星の瞬き見つめるふたり ここに永遠とじこめる        
 大 島 歌 織 

居酒屋真似して頭の皿へ 注いでカッパの酔い潰れ       
 阿 部   勲

星に願いを幾つもかけて 夢におぼれる夢をみる        
 西 山 智 華

宇宙の果てなど知らないほうが 良いと賢治の本を読む     
 島 田 駱 舟

五色の短冊願いを込めて 地震は消えろと書いてみる      
 中 島 和 子

数えきれない星星星の 中の一つがボクの星          
 松 井 天 遊

やっと逢えると思った君を 雲が隠した天の川         
 州 戸 行々子

風に短冊シャララと揺れて 空から読んでるお星様       
 伊 藤 香 詩

願い書いたら山ほどあって 白い短冊黒くなる         
 萩 原 正 臣

一度の出逢いが千年続く 牽牛織女の相聞歌         
 弘   二三夫

上野浅草ここ合羽橋 明日まで待てない祭好き         
 志 村 まさ尋

銀河列車にあなたと乗って 渡ってみたいわ天の川      
 黒 沢 きみ子

願い事などなんにも無くて 酒酒お酒と書いておく       
 佐 藤 俊 亮

河童のおいらも踊っているよ みんなゆかたの星まつり     
 米 多 吉吾郎

明日は晴れてね七夕さまに 娘の小さな願いごと        
 嶋 本 未 希

お皿叩いて陽気な河童 七夕まつりを盛り上げる        
 森 崎 清 三

おいらの未来を教えておくれ なんでも知ってるお星様     
 葉 山 湘 風

願い多くて下向く笹の 短冊減らして仰ぐ星          
 馬 場 和 人

今日の続きは明日へと延びる 笹に吊るした願い事       
 山 口 絵日傘

切ない逢瀬にまたたく星座 夢の七彩夜ひらく         
 渡 辺 とみ子

東京五輪を元気で見たい どの笹にもある願いごと       
 澤 渡 延 代

星に祈ろう世界の平和 こどもの笑顔は宝物          
 林   ケン坊

織姫彦星さぞ辛かろう 俺たちスマホで誓う愛         
 山 本 二 郎

世界平和を七夕様に 願う短冊込める愛            
 遠 藤 千 義

逢えず仕舞いは七夕雨の 所為にしましょう今夜だけ      
 小川野   蛙

年に一度の逢瀬を隠す 粋なはからい雲の御簾         
 栃 原 輝 昭

スカイツリーも見上げる宇宙 無限に広がる夢がある      
 長谷川 宗太郎

タタの葉タラタラ回らぬ舌で 歌う願いは保育園        
 植 竹 団 扇

年に一度の願いは同じ 痩せてみたいな今年こそ        
 木 村 とし坊

ちょっぴり背伸びの願いを書いて 笹に飾った幼い日      
 岡 野 美恵子

星を瞳に浮かべて夢を 語る若者待っている         
 浜 田 頓 坊

世界遺産が身近になって 上野のお山に星がふる        
 茂 呂   琴

カッパステーキ頬張りながら 都々逸はしごの星まつり     
 藤 田 裕 哉

膨れる宇宙の謎謎謎は 神の仕業かビッグバン         
 印 牧 小ばん

履きなれない下駄素足の白さ 七夕飾りの街歩き        
 鈴 木 秋 霖

手と手目と目が近づく夜へ ふたりに溶けてく宵まつり     
 嶋 本 遊 幾

輪になりみんなでキラキラ星を 踊る園児の小さな手     
 落 合 正 子

歩いて笑って絵手紙かいて 健康寿命を伸ばしたい       
 末 松 章 子

おばあちゃんから浴衣の作法 聞いて貰ったお小遣い      
 上 田 野 出

スカイツリーを真っ正面に 七夕まつりが賑わしい       
 安 藤 陽 子

年に一度じゃ物足りないと いっそ七夕年七度         
 桂   文 生

和製横綱そろそろ欲しい きれいに並べてみたい星       
 佐 藤 孔 亮

雨があがれば紫陽花いろに 景色が濡れてる星明かり      
 西 潟 賢一郎

お目にかかって河童と酌んで 土手を舞台のひと芝居      
 吉 住 義之助
                                     (順不同)

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平成28年5月しぐれ歌会三才作品

平成28年5月歌会5/27(金)東上野区民館3階和室

宿題『百』 吉住義之助 選
天 
泥つき大根荷台に縛り八百屋しりめにこぐペダル
              大橋仙太郎
地 
一から百まで指折り数え母は可愛い人となる
              早川若丸
人 
孫の喜ぶほっぺが浮かび八百屋で手に取るさくらんぼ    
              里中 弓

宿題『任』 印牧小ばん 選
天 
ロボット任せの企業の裏で汗吹く鍛冶屋の音がある         
              稲葉建正
地 
任期がオバマに短くなって背中で重たい平和賞        
              阿部 勲
人 
地球に撒かれた殺虫剤へエンマに頼んだ委任状
              稲葉建正

宿題『一』 小野竹裏 選
天 
ここが源この一滴が大河になってく長い旅             
               志村まさ尋
地 
悪気がなかったそのひと言が悪気がないから突き刺さる            
               阿部 勲
人 
詫びるほかない客商売へ一杯だけでは済まぬ酒           
               佐藤孔亮

宿題『首』 黒沢きみ子選
天 
仲良しごっこに首脳も飽きて目だけは笑わぬ政治ショー
               小野竹裏
地 
聞いた振りして頷く仕草まんまと騙されほぞを噛む
               馬場和人
人 
悲しみこらえて俯く時の首筋寂しい若い喪主            
               篠田みや

席題『歌』 嶋本遊幾 選
天 
飲んで歌って笑って泣いてここにあなたがいればいい
               西山智華
地 
泣きやまない児に外ひと回り唄も夜風にやわらかい
               鈴木秋霖
人 
ペダル踏んでるみどりの風に思わず十八番の歌が出る
               長谷川宗太郎

‟しぐれ”6月歌会のご案内

とき/平成28年6月24日(金)夕5時より
ところ/東上野区民館(東京都台東区東上野3-24-6)

かいひ/\1,500(ご投吟のみの方は\1,000)

※出席者はお題の5題(ご投吟のみの方は席題以外4題)に対し各3章、作品をお作りください。

宿題  「肩」  桂 文生 謝選

宿題  「十」  佐藤孔亮 謝選

宿題  「清」  渡辺とみ子 氏選

宿題  「待」  佐藤俊亮 氏選

席題  「叫」  鈴木秋霖 氏選

  
◎投吟所 〒111-0036 東京都台東区松が谷3-8-8 しぐれ吟社 吉住義之助
  
  都々逸しぐれ吟社は昭和12年から続く、東京で唯一の都々逸の吟社です。
  
  吟社および都々逸についての詳細はHPをご参照ください。
   http://www007.upp.so-net.ne.jp/wakazo/shigure.html

★皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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