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平成29年7月しぐれ三才作品

平成29年7月歌会7/28(金)東上野区民館3階和室

宿題 『長』 佐藤孔亮 選
天 
今日はご免と言う日もあって熟す介護の長丁場
              安藤紀楽
地 
言葉の上げ底中味のうすさ自慢話がまだ続く
              鈴木秋霖
人 
写真判定鼻差の勝ちに顔の長さを誉めてやる    
              安藤紀楽

宿題 『通』 長谷川宗太郎 選
天 
垣根の上から虫取り網が通る昭和が晴れていた         
              末松章子
地 
シャッター開ければとび込む朝日通りに元気な今日が来る        
              鈴木秋霖
人 
ほっと一息つきたい時はここの通りの十軒目
              安藤陽子

宿題 『宿』 関口のぎり 選
天 
指宿温泉砂蒸し風呂の拷問みたいな首の列             
               印牧小ばん
地 
屋根の下から隙間が消えて都会のすずめに宿がない         
               大橋仙太郎
人 
恋も別れも詠む文机わたしの宿り木謡がある          
               黒沢きみ子

宿題 『砂』 中島和子 選
天 
砂場ののれんをひょいっとくぐり抜きを頼んだ昼下がり
               葉山湘風
地 
待ってた時間はアナログ時計逢ってる時間は砂時計
               鈴木秋霖
人 
砂場遊びも出来ない児らの心がずんずん干からびる            
               小野竹裏

席題 『緑』 吉住義之助 選
天 
庭の植木に恵みの雨が緑を緑にして晴れる
               久米ひろ子
地 
木々の緑を風駆け抜けて夏を弾んだネックレス
               嶋本遊幾
人 
それでも緑郎それでも新派昭和の芝居が蘇る
               佐藤孔亮
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